2010.3.20-21
REPORT : JECPRO
PHOTO : Toshimitsu Sato

絶好のコンディションに!
 8回目の開催となったSUGO 2デイズエンデューロ。数日前にも新たな積雪に見舞われるなど、コンディションの悪化が心配されたものの、SUGOのスタッフそして数多くの経験豊富なボランティアスタッフの尽力によって、絶好のコンディションで競技の日を迎えることができた。コースは、1周約26km、スペシャルテストは、エンデューロテスト、クロステスト、そして見所となるエクストリームテストの3ヶ所。DAY1は5周(IA、IB、Nクラス)、DAY2は2周というスケジュール。チャンピオンの池田智泰(TAMITON-R)を筆頭とするエンデューロライダーが、モトクロス、トライアルのIA出身ライダーたちを迎え撃つという構図で開幕戦がスタートした。


エクストリームテストで素晴らしい走りを見せた田中太一

DAY1
 IAクラスは、小池田猛(DANレーシング)KTMと、鈴木健二(DANレーシング)YAMAHAの一騎打ちの様相となり、ここにディフェンディングチャンピオンの池田智泰(TAMITON-R)HONDAがからむ展開となった。小池田は最初のテストから1番時計、池田、鈴木がこれに続き接戦となったが、鈴木は1周目のクロステストで大きくタイムロス、事実上ここで優勝の可能性が消えた。その後もプッシュして計5本のトップタイムをマークするが、しかし今度はマシントラブルでタイムチェックへの遅着が34分になり、IA完走者中最下位の16位でDAY1を終了。小池田は小さなミスはあったものの、計6本のトップタイムをマークして優勝。1分48秒のビハインドで池田智泰が2位と、まずまずのリザルトになった。サプライズはHusqvarnaに乗り換えたばかりの石井正美で、まだマシンになれていないといいながらDAY1を3位で終了しベテランの底力を見せた。地元若手のヒーロー、小野真昇(TEAM510)YAMAHAは、序盤にマシントラブルでリタイアとなっている。
 モトクロス、トライアルのIAライダーが集まったIBクラスはIA以上の激戦となった。最初のテストで一番時計を出したのは成田匠(ハザードブレーカーズ)GASGAS。エクストリームテストでは、同じくトライアルIASの田中太一(ROOTS ENTERTAINMENT)KTMと、IAを含む総合でも抜群のトップ争いを演じる。田中太一は全12本のテストのうち9本でトップタイムをマーク、IAのタイムと比較しても3番手という素晴らしいリザルトでJECデビュー戦を優勝で飾ることになった。2位はJNCCランキング3位のMXIAライダー星野恭平(FivestarRTwithレアルエキップ)YAMAHA、そして3位に成田匠という上位の結果。Nクラスは地元の阿部道夫(HTSwithNAstyle)が優勝。


ファイナルクロスでは小池田猛と鈴木健二が熱戦を見せた

DAY2
 風速20メートルを超える強風が会場に吹き荒れ、パドックのテントが軒並み吹き飛ばされるというアクシデントで、チームもオーガナイザーも大忙しの朝になった。しかし、コースは乾きコンディションは良好。競技は予定通りスタートした。
 IAクラス、この日は鈴木健二がノートラブルで競技を進め、午前中の6本のテストを1位で通過。小池田猛が2番手、そして太田真成(TEAM RABBIT with ACERBIS.COM)Husabergが続く。ファイナルクロスは池田智泰がホールショットを奪うが、レースは1周目から小池田猛と鈴木健二の一騎打ちの展開。先行する小池田を、テールtoノーズで鈴木がプッシュ。ファイナルラップで仕掛けた鈴木だったが、ラップ遅れのライダーと絡んでクラッシュ。鈴木は午前中のアドバンテージを失って逆転されるところだったが、僅差で逃げ切ってDAY2の優勝。2位小池田、3位に太田という結果。池田智泰はこの日7位。初日3位だった石井正美はガス欠でストップし最下位。初日リタイアだった小野真昇は8位と健闘した。
 IBクラスは、やはり午前のテストでは田中太一がファイトして1位で通過。2位成田匠とトライアル出身ライダーがワンツー、そして星野恭平が3番手。しかし迎えたファイナルクロスで、田中太一はビッグクラッシュで大きく後退。星野恭平と渡會修也(Kライズ&デコボコフレンズ)KawasakiがMXIAのスピードを発揮しタイムを伸ばしてジャンプアップ。結果、星野がDAY2優勝、田中は2位、3位に渡會修也というリザルト、4位に成田匠、5位は九州のやはりMXIA出身、友山雅人(フラッグシップ/ZIM/24サービス)KTM、6位に地元のエクストリームヒーロー、和泉拓(ストレンジMC)YAMAHAが続いた。Nクラスは鉾田博仁KTMが優勝という結果。

ありがとうございました!
  JEC2010開幕戦となったSUGO 2デイズエンデューロ。ここには書ききれませんでしたが、全日本クラスだけではなく、B、W、Cクラスのライダーも素晴らしいファイトを見せてくれました。オンタイム制のフォーマットは、初出場のライダーにはやや敷居の高いものと受け取られるかもしれませんが、SUGOのスタッフ、たくさんの経験豊富なボランティアスタッフの皆さんのおかげで、充分に競技の醍醐味を感じられるものになったのではないでしょうか。また、競技開催日が近くなっての降雪や、大会2日目の強風など、悪条件が重なる中で、このように充実した競技が実施・運営されたことも、ひとえに主催の皆さんお力と感謝いたします。同時に、足元の悪い中、多くの観客の皆様にお越しいただき、ありがとうございました。
 すでにごらんいただいていると思いますが、この大会のもようはXpressjapanによって、動画による速報が実施されています。同じく動画では、大会の事前告知でもご協力をいただいた「ダーヌポ」のホッパーさんが取材され、すでに動画によるレポートを紹介してくれています。また、専門誌では、月刊ガルル、月刊バックオフ、月刊ダートスポーツ、隔月刊フリーライドマガジン、月刊ビッグタンクマガジン等が、大会のもようを取材し、レポート記事を掲載予定です。メディア、プレス関係者の皆様も本当にお疲れ様でした。
 最後になりましたが、この大会から、シリーズ共通のスポンサーとしてMoty’s、Vi-Crew、E-TECHNOがパートナーとして加わってくれました。ありがとうございます。また、SUGO大会のスポンサーの皆様も本当にありがとうございました。まもなく第2戦九州山都大会のエントリーがスタートします!

JEC2010第1戦SUGO 2 DAYS ENDUROの公式結果です。

Day1
Day1_全日本
Day2
Day2_全日本
FinalCross
個人総合
個人総合全日本
個人総合ランキング
チーム総合